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■data 2002年3月14日DLsiteにて販売開始 販売価格：1000円 販売初日DL数：260 販売初週DL数：788 収録CG数：フル画面16枚、背景6枚、立ち絵5枚 アーカイブ容量：11.89MB スクリプト容量：およそ52KB | ◆◆ |
■link 紹介ページ サンプルページ ダウンロード販売ページ |
■内容
分岐ありノベル。これをゲームと言ってしまうのはなんだか忍びないのだが、DLsiteのカテゴリでは一応ゲームに入るみたい。
もう、とにかくロリ。とにかく、ロリコンにとってオイシイと思われるシチュエーション？をばんばんやろうと思った。
選択肢によって、大きく3方向に分岐。おままごと編と、お医者さんごっこ編と、おさんぽ編。それぞれ、なんとなく違う選択肢方式を使っている。
露出くらぶのアーカイブ製作（一般ソフトのマスターアップに相当）後、すぐに着手。構想自体はわりと以前からあった。
目的は、ロリコンのツボをつくこと。最低、お医者さんごっこと水浴びはやりたい。だが、それではボリュームに自信がない。
だからもうひとつ追加。まあ、おままごと、かなあ…。
ちなみにおままごともツボがよくわからんので、わからんなりにいろいろ考えてあんな感じになった。（笑）
今、改めて企画書を再読してみたけれど。
……すげぇいいかげんだなあ。1.4KBしかないし（ただ容量で比べて良い問題でもないが）。以下企画書から引用。
（おままごと編から）
＞■「メシ」
＞・台所。
＞・裸エプロンで料理。おいおい。ここでＣＧ１枚。
＞・その後、「ネル」へ。
（おさんぽ編（おさんぽ編はこれで全部））
＞■「おさんぽ」
＞・いつもと同じじゃつまんないから、という理由で、ななちゃんのパンツを脱がせる。
＞・そのまま散歩。脱がせるときＣＧ１枚？
＞・公園の遊具とかで遊んで見える。ＣＧ１枚くらい？
＞・で、適当に公園でいたす。丸見えの場所でもいいし、木陰とかでもいい。ＣＧ数枚。
「CG数枚」って何枚だよ！（笑）
こんなんでよく完成したと思います。ハイ。
っていうか棚葉先生ごめんなさいって感じ。
企画時点でタイトルが決まっていました。
もう、91％パクり。
STUDIOねこぱんちさんごめんなさい。
残りの9％は、助詞の「と」ですね。普通にそのまま読んだときの語感を優先しました。
企画と同時期に、Hシーンを除くほとんどのシーンをぱぱーっと書いてしまった。
（あ、これが完成した大きな理由ですね。企画と一緒にこのシナリオを出したんだった）
で、それを棚葉氏に回し、コンテを監修して、それからCGが出来上がるまでしばらくのんびり。
CGがほぼ上がったのが3月頭。それから3日間くらいかけてHシーンを書き、脱稿。
一番気合いが入っているのはもちろんおさんぽ編。ノーパンで飛び回るななちゃんの天真爛漫さ？を、拙い筆力なりに表現できたと思う。
一番ツボがわからず困ったのがお医者さんごっこ編。勉強不足でした。お医者さんごっこなんてやったことないし…。（笑）
ちなみに、Hシーンと通常シーンは完全に別に書くことが多いです。
私だけの性質なのかもしれないけど、なんかね。Hシーンってすごい気合いを入れないと書けません。
つーか、まあ、過去の執筆量の問題でしょう。そのうち慣れると思われます。
というか、慣れるまではHシーンで何をどうするのか細かく構成した方がいいと思うけど、なかなかそうもいかず…。
いつも、棚葉氏とふたりで相談しながらその場でコンテを切ってもらいます。コンテ切るのは棚葉氏です。
持っていく資料はだいたいエロゲー雑誌とかなので、それを参考にするとどうしてもエロゲー的構図になるんだけど、
（いや、作ってるのはエロゲーなんだからそれでもいいんだけど）
今回は棚葉氏のクリエイティビティを遺憾なく発揮していただきました。
ロリ絵の神髄は「自然」。
例えばななちゃんがパンツを脱ぐ絵とか、最初の案はもっと腰とか突き出したりして色っぽかったんですよ。
私としては「それでいいですよ？」って感じだったんだけど、棚葉氏は「いや、これは違うんじゃないですか？」とか言いながら消しゴムでゴシゴシ消して試行錯誤するわけですよ。
そして最終的な絵があれ。
棚葉氏、すごい人だと思います。棚葉氏自体はロリコンじゃない（と思う）んですけどね。
紹介画像は、基本的に露出くらぶと同じコンセプト。
ロゴで顔隠れてもいいから前面にどどーんとM字開脚絵を載せる、というのは私のアイデアです。えっへん。（これみよがしに）
2000本のうちの1000本くらいはこの絵で売ったと思います。
露出くらぶと同じシステムです。
前回のノウハウもそのまんま使えて、ほぼ問題なく。
ただ、少しひっかかったのがCGモード。（アンケートによる要望で、入れることになりました）
システムにCGモードを簡単に作れるような機能が入っていないので、新しく作ってもらうかどうかでちょっと迷いました。
それを棚葉氏と相談しているところで、アイデアがひとつ。
「選択肢にマウスカーソルを合わせるとテキストが反転する」という部分に着目して、既存の機能だけで作ってしまいました。
（汎用システムでスクリプトを組んだことのある方でないとサッパリわからない話題ですね。すみません）
音楽は今回も入れず。アンケートでも「必要派」は少数ですし。
作り終わったところで、実のところ、そんなに自信はありませんでした。
密かな販売目標は300くらい。
結果は、販売目標はわずか2日で達成。初日260／初週788という「大ヒット」。
DLsiteユーザにはロリコンが多いことを実感した瞬間でした。（笑）
楽しく作って楽しく売れて、もうほんとに問題ナッシング。
勝因は、ロリに特化したこと（そしてそれが正解だったこと）、それから紹介画像でしょう。
「ロリに特化」の部分では、紹介文とかも良かったのではないかと思います。
それから、販売開始前からサンプルがあったことや、初速があり、すぐにランキングに載ってしばらく1位に居座っていたことなども理由として考えられます。
しかし、これで「1ヶ月に1本リリースが可能かも」と思ってしまったのは失敗でした。（笑）
Created by KIRIHARA Miyahito
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