|
■data アーカイブ容量：およそ39MB 収録CG数：原画17枚、差分39枚 スクリプト容量：94KB （CD版） 2004年8月中旬頃、各ショップにて販売開始 2004年8月15日、コミケにて400枚完売 販売価格：1260円 初期製造数：3500 （DL版） 2004年8月6日、DLsiteにて販売開始 販売価格：DL版1050円 販売初日DL数：477 販売初週DL数：1539 | ◆◆ |
■link 紹介ページ DL販売ページ＠DLsite |
■内容
朝起きたら、妹と身体が入れ替わっていた。
つーわけで、1日妹の身体体験ツアーの話。（なんのこっちゃ）
着想は、実は「男湯に入ってきた〜」と同じ頃。
どちらも、そっち系掲示板で盛り上がるような話題なんじゃないかと思う。というか実際盛り上がっていた。
そういうのって、megabbsのこども大好き板がとても参考になる。
住民の皆様に感謝。
ちゃんと書類っぽくしたのが2003年の10月。ということになっている。
なぜかいろんな人に見せる機会があったが、反応はあまり芳しくない感じだった。
でも、知り合いの知り合いとかで、激しく反応する人がそこそこいたみたい。
つまり、ニッチなわけだ。望むところ。
初期の書類に、
「天使になったら」
「朝ロリ〜朝起きたらロリっ娘になっていた〜」
とか書いてある。
（もうひとつあるのだが秘密。けっこう気に入っているフレーズなのでそのうち使うよ）
棚葉先生（作画担当）と相談して後者に決めた。その場でひらいてひらがなに。
最初の作打ち（これってアニメ用語かな）が2004年1月28日。その日のうちにコンテは切った。
しかし棚葉先生（作画担当）は本業がめちゃめちゃ忙しいらしく、しばらくお休み。
原画の下描きがほとんど終わった4月上旬、Princess Pianissimoがインタラプト。
Princess Pianissimoの製作が6月末に終わり、7月上旬からあさろりの作画が再開された。
そんであさろりのマスターアップが7月27日。
棚葉先生はあさろりの作業の途中でも本業がかなり立て込んでいたらしく、なんつーか、ご迷惑おかけしまして…。
俺的に欲しかったのは、主人公の「ニヤリの表情」。
コンテの時に指示しただけだったんだけど、その後一発でいいのが上がってきた。すげーなー。
あと、ポスターとかいい出来。CDパッケージの下が切れてないやつなんだけど……
………
ええい、大盤振る舞い。腹の線とか。
2曲を書き下ろし。
うち1曲は作曲にも入らないような、ただのロックンロールの素地。勝手にメロディつけて歌って下さい。
この曲のおかげでHシーンが脳天気になった。sol-fa-softやってて、初めて音楽の効果を感じられたわ。（笑）
もう1曲（メインテーマ）は、俺の中ではわりとヒット。こういう曲ができてちょっと気持ちよかった。
とにかくタンバリンとカウベルを聞いてクレっ！ って感じ？ あと4のM7。
（アゴゴとボンゴとコンガはどうでもいいのだろうか）
しかし、後半のハイハットが微妙…。製作当時は
「こういうシンコペーションな曲で単純に刻むのってそれはそれで面白かったりしない？」
とか思ってたんだけど今聞いてみるとただ野暮ったいだけだ。これは失敗だな。
かなりギリギリまで書いていた。辛かった…。
もともと三人称脚本が苦手なので、何も考えずに一人称で書き始めてしまった。これが一番大きな失敗。
けっこういいところまで書いてしまったので、そのままで続きを書かざるを得なかった。
いや、それでも、最初っから書き直した方が良かっただろうか…？
とにかく、「『俺』の精神」と「『俺』の身体」の区別がまったくややこしくてかなわんかった。
傍点とかつけて誤魔化したけど。あれで良かったのだろうか。自分でもよくわからない。
サクサクなのは、そういうコンセプトによるもの。
エロゲーやってるのに、エロくない文がだらだらと書いてあるのウザいでしょ、という。
評判は悪い。すいませんでしたー！（汗）
ちなみに、最近のsol-fa作品にしては差分が少ないのも、サクサクを意識してのこと。
こちらも微妙に評判悪い。うーん、差分が多いのもそれはそれで評判悪いので、好みの問題だろうか。
問題なし。
ギリギリまでシナリオを書いていたので、かけた時間は3時間くらい。
いい加減慣れてきたって感じか。
製作終了後、各所の反応とかを丹念に見て回る暇もなく「真夏のお待ちかねCD」の製作に入った。
が、後で探してみると、けっこう評判になっていたらしい。やはりニッチな感じで。
DLsiteでのDL数は、初日477、初週1539。また、この数字で週間1位がとれなかった。（笑）
案外いい数字が出たのは、ひたすら絵のおかげだろうと思う。どの絵も表情がよく出てるよなあ。
ユーザの方からいただいた感想は、「消化不良気味」というのが多数。スミマセン…。
しかし具体的な要望が多く、非常に参考になる。ニッチものを買うユーザには、情熱を持った方が多い印象だ。
とにかく、人称は書き始める前に考えよう！ これが一番の反省点。
そのへんの設計がちゃんとしていれば、もっと良くなった自信がある……というのも変な話だが。
sol-fa-softとして、企画の方向性は間違っていなかったと思う。
こういった形態の同人ソフトで、グローバルでスタンダードなものを追求しても仕方がない。
2作に1作くらいは、こういったものを作っていきたいところだ。
それから、尿がないのがけしからん、というお叱りがいくつか。
うーむ……ほんと、そっち方面は得意じゃないんだけど……Princess Pianissimo程度のものでいいのだろうか。
放尿をやるとしても、エロポイントが何なのかを想像しながら書くしかないのです。ハマらなかったらスミマセン。
Created by KIRIHARA Miyahito
home : http://www.maplecat.net/cjk/
mail : kiri〒maplecat.net（〒をアットマークに）
